2004/11/28

Big Business /Puttin on the Ritz


「バンドの1個が、ステージじゃなくてフロアでプレイするんだって..。」風邪をひきかけ
てたので昼休みにChina Townでローストポーク入りのお粥を食べた。長パンという油であ
げたやつを付けて食べると格別においしくなります。 文/写=J
 





■Putting on the Ritz■ 
dr/voc,voc 

「冗談でつけたのかな?。」80年代にRitzという名前のクラブがあった。2人組でフロアで
ドラムをセットアップ。スーツを着た彼らはどこか妙で、ボーカルがPeter Sellersに似て
ました。怪しいジャズのリズムにキャバレーソングを披露。フロアを歩き回ってると思うと
、突然寝転んで歌ってた。2曲めが終わった後、ドラムが立ち上がって「Thank   You Good
nite!」とお辞儀。「おい、まだあるよ!。」次の曲が終わったら又「Thank~!」お辞儀して
手を振るのででうけてた。「お前ら、マジにやれよ!。金返せ!。」と野次が..。「誰だ!
そんなこと言う奴は!ぶっ殺してやる!。」ドラムが立ち上がったと思ったら「これでも食
らえ!」と何もなかったような顔でブラシでスネアをシャカシャカ叩いていたと思うと、い
きなり腕立てふせを始めた。これでは日本の漫才ののりだよと笑ってしまった。 バーテン
の女の子がキャバレーアクトが気に入ったのか、ボーカルにマティーニを上げたら「最高な
夜になりそうだ!。」と又ゴロッと寝転んで歌っていた。

★ 





■Big Business■ 
dr/voc,bass/voc 

S.Cに間に合わなかったので、ラインチェックだけになった。ドラムとベースのDuoだ。ベー
アンの数に驚いた。「ベースをベースとして扱わないで欲しい。」「コードもガンガン弾く
んだね。」「そうそう 笑。」15,4x10,15x2(B19)のベースキャビネットを積み始めた。
ヘッドは全部、SunnsでBeta Bassx2,Coliseum300。シアトル出身でMelvinsの影響を受けた
彼らは、ベースがWarren (karp, tight bros)、ドラムWillis (murder city devils, dead
 low tide)の二人組みです。ベースはバリバリ!と落雷のようなfuzzが響き渡ってて、曲に
よってはベースのチューニングを1オクターブ下げたりするらしい。

★★ 

2004/11/21

Animal Collective / Gang Gang Gang Dance  


「今日のライブ、sold outってクラブの人たち、気が付いてるのかしら?。」とボックスの
女の子に聞かれた。「さ~、何で?。」どうやらエアコンが壊れてサウナ状態になるよと
言われた。 「G.G.DとA.Cはアタシがサウンドするからヨロシクね。」カーリーという名
前の女の子だった。609を2つ、ギター用に持参してた。 文/写=J


■Oakley Hall■
dr,bass/voc,2gtr/voc,fiddle

inputの数はそれ程多くないけど機材の多さとG.G.DとA.Cのミックスはカーリーがボードの
左半分使用、そのミックスを変えたくなかったので右半分にリパッチした。プラス、609
はA.C用にテープでとめてた彼女に「あれは、そのままにしたいんだけど...。」と頼まれ
たので、ケーブルや違うマイクを残りのバンド用にセッティングした。先週はセットアップ
だけでミックスもなかったので、今日はこのバンドだけミックスなのではりきった 笑。
ベードラに穴がなかったのでキックペダルの方からとった。ギターコードが変わっていく
中、バイオリンがスローなメロディーを弾いてた。Phaseを反転させたらよく聞こえた。
お客さんの耳のレベルに、このギターきついなと思ったので押さえ目に。Pedal Steel 
Gtrのソロだけ前に出した。彼(Crazee:黄色いギター)と彼女の代わる代わる歌うスロー
なハモがO.Hのスタイルだったと思います。満員なのに何かハウスに低音がこもってるな~
とふとハウスのEQを見たら、「アッ~!」HPFがオフだった。何で早く気づかなかったんだ
ろうと自分に腹がたってしまった 苦笑。

★


■Gang Gang Dance■
dr,2gtr,key,2voc

「ドラムもっと前に出したいからラグをもう1枚ひいていい?。」「ケーブルがあるから..
.。」と断りたかったけど、あちこちに広がってるケーブルを持ち上げて何とかラグを下に。
ケーブルがアンプの下になってないかチェック。「カン、カン、カン♪」メタルをたたいて
スタート。ドラムも入って雨がパラパラ降ってるみたいだった。ボーカルはエフェクトを
スタンドにテープでとめてた。ア~ア~と何かを唱えてた。この間見た「夏至 vertical 
ray of the sun」を思い出した。その映画のブルーとグリーンの綺麗な色使いの映像が目に
浮かびました。「お前ら、最高におもしろい!。」と何度も繰り返して叫んでた男がいて
「顔が見えないんだけど、君の名前は?。」「Nothing!(名なし)」大爆笑。

★



■Animal Collective■
dr/voc,3gtr/1voc,mxr w/stage PA

ドラム(Noah)はsnとtomだけだったが,SP303やボーカルをElectoronics/4chMxr(Brian)
に送っていろんなフィルターをかけてた。NoahをはさんでセットアップしたBheringer B300
 PAにサンプルを流してた。Noahのボイスのピッチをかけたり、4個のMDからサンプルをBria
nがプレイ。ギター2(Josh)はIbanez UE405,EH Frq Analyzerを使用。ギター1(Dave)は
ペダルエフェクトをボイスに自分で調節しながら歌ったり叫んでました。エアコンが壊れて
るせいでいつもより暑くなって、2~3人気絶。フロントドアも開けて対処した。


コオロギ、ピアノのサンプルが波紋のように広がってた。「コンピューターなんて使って
ないよ 笑。」ライブ前、フランスの女の子のインタビューに答えてた。規則的に重なっ
ていくループ音が曲を盛り上げていった。各々のメンバーが自分のエフェクトをいじって
曲全体を少しずつ変えていた。時々叫ぶボーカルも一つのインストルメントとして空間を
埋めていました。ベースがいないためによりアンビエントだったと思います。

★★

2004/11/14

Ike Willis and Napoleon Murphy Brock


去年、School of rockライブの人たちだ。今日は1バンドが2ショーで楽勝と喜んでたら
インプットが多かった。ボードの上にStage Plotが置いてあって今日のバンドはクラブ
オーナーの知り合いらしいので丁重に扱うようにスタッフ全員に知らせがあった。
「敬語でね!。」とマネージャーがセキュリティーの人たちに言ってた。DVD,DATレコー
ディングのリクエストが書かれてあった。エンジニアが来ててカークという名前だった。
「僕のマイク使うよ。」ドラムマイクに僕たちも使用してるDシリーズの他にAudix OM6,
Blueball(distortionなしで high sound pressure levels に対応してるらしい。ダイ
ナミックでphantom powerが必要。)など持ってきた。Weenのサウンドを担当してて
日本にも行ったことあるらしい。「その時、Quattroでサウンドしたよ。」今はN.Jにある
Maxwellでもサウンドをしてるらしい。 文/写=J


■Project/Object:Music of Frank Zappa■(写真はセカンドライブから)
dr,bass,t.sax/flute/voc,t/a.sax,gtr,2gtr/voc,k/voc,k/sampler

Napoleon(1枚目の一番左前)はSaxにdigitech whammy pedalを使用。Ike(ステージ真
ん中のギター/ボーカル)のギターアンプにBlue Ballでマイキング。「phantom powerな
のにダイナミックマイクだよ、変だよね 笑。」キーボードは1つがstereo、もう1つの方
はmonoで。「おいおい、水をそこに置かないでくれる?。こぼれたら感電しちゃうよ。」
Napが前のお客にジョークを飛ばしてた。「大丈夫だよ、爆発するわけじゃないなから。」
先程、U.S.Aのシルクハットで登場したリーダーのAndy(1枚目の一番右前のギター)が突
っ込んでた。「Peace Missionでさ、楽器を教えるのってどうよ?。絶対、今みたいに悪い
方向には行かないぜ。」と今度はバンビーマスクを付けてた。Napのピッチを1オクターブ
低くしたさsaxの音がベースときれいに織り混ざっていた。Andはエフェクトでハイピッチ
ボイスにして歌い始めた。この後、Gary Lucas(ex-captain beefheart。ファーストセッ
トだったので撮らなかった)が飛び入り参加。「イラク戦争で時代がパンクを今、呼んで
るよ。」Dead Kennedyみたいなバンドが現れるかもねと。満員で暑かったのでエアコンを
付けたら「おい、おい切ってくれよ。お客さんもいっしょに汗流してくれないとな。なっ、
みんな!。」とNapが呼びかけてた。仕方ないので切りました。



om6がどうしても3-4kあたりでフィーバックしてた。あれだけステージ混んでる中でプッシ
ュするのは大変。Zappaの曲、「50-50,Willie The Pimp,Babettet,Stink Foot etc」などが
プレイされた。バルコニーに座ってた杖を持ったおじいさんが立ち上がってヨレヨレとダン
スを始めた。(落ちないかな?汗)「51日で31ライブはキツイナ~」そして、ステージの前
にいた少年をAndは指して「でも、君が80才までライブをやるからね。」歓声の中、ライブ
が終わりました。
「特製Ear Plug作ったんだ。」昔、カークは友達とコンサートを見に行った時の話。席がス
ピーカーの前だったらしく、市販されてるEar Plugをしてたが、終わった後、外してもEar 
Plugが耳に残ってる違和感にあったらしい。「その週に入ってた仕事はキャンセルして家で
静かにしてたよ。PA人生も終わりかなと思った。数日後に直ったけどね。」その後、カスタ
マイズear plugを作ったらしい。僕も気を付けないと..。

★★




2004/11/06

American Music Club / Blanks 77


今日は2つショーがあってAmerican Music Clubは7時にスタート(早いよ~。)で9時半
までに絶対終わるよう指示された。その後、punk show oi!(Blanks 77が今回だけ再結
成で出演)が10時半から3時半まである。密かにA.M.C、エンジニアを連れてこないかな~
と願ってたら連れて来てたのでホッとした。できるだけ耳を休ませないと...。文/写=J
Will Johnson Cf Centro-matic■
A.M.Cのバックラインを使用。「自分に火をつけた男の歌です。」とギターで弾き語り。
キーボードはボーカルのメロディーを1オクターブ高いところでなぞっていた。キーの人
はバイオリンもプレイしてたがどっちの楽器もミニマムで声のバックアップをしてた。
ギターは時々Line6でコードをルーピングして、その間にチューニングしてた。彼のゆっ
たりした感情の波が歌となって流れてた。

★


American Music Club■
dr,bass/voc,gtr,gtr/voc,key

A.M.Cは10年ぶりに再結成。専属のエンジニアの人がきてた。「リードだけ専用マイク
(ATM41HE)とEar Moniter(shure PCM200)を使うんだ。」サウンドチェックの時、
ドラムモニターがビリビリと鳴っててスピーカーが飛んでるかとヒヤッとした。ステー
ジに上がって聞いてみたら、楽器のインプットのノイズっぽかった。ハウスにも出てた
のでチェックしたらベースからだった。「おいおい、だめだよお前。クリーンなケーブ
ル使おうよ。」とエンジニアの人がベースにジョークを飛ばしてた。無事サウンドチェ
ックが終わった後、「どこかおいしい日本レストラン知らない?。」ちょっとみんなで
食べてくるよと出かけて行った。ライブが始まって半ばでMark Eitzel (voc)が勝手に
Ear Monitorを外してしまった。エンジニアはア~ア~と首を振って困ってた。目の
前のモニターは使用しないからそのAux Outを使ったので返せないでいた。(考えたら
余ってるAuxがあったから、気を利かしてそこにパッチしとければよかった 反省。)
パッチし直そうかと聞いたら、いいよと言われたのでそのままライブが進んだ。まだ
アメリカツアーが始まったばかりだから、こういうハプニングにも彼らに慣れてもらわ
ないとねとエンジニアの人がため息をついてた。Markを中心に広げられる詩的なポップ
ロック、彼の低音がクラブ中、響きわたってた。ヨーロッパ系の人が多かったような気
がした。Felicityに出演してるKeri Russellも来てました。 

★
 
special 10th anniversary celebration of the Oi!/Skampilation series

A.M.Cが終わってすぐお客さんを出してセカンドショーのバンドがゾロゾロ登場。ケー
ブルをもう一回整理し直した。DJもあるのでボードの横にセットアップ。全部ライン
チェックでドアをすぐにオープン。
Faction Zero■
oldschool NYHC(new york hard core)の味が出てた。メタルに近かったかな。
(slayerみたいな)カントリーやれよーと冷やかされてた。「あ~、やってやるよ!。」
でドドドドとギターが爆発してた。
The Krays■
60年代のロンドンギャングスター、クレイ兄弟から取ってるのかな?。NYベースのバンド
で彼らもold schoolスタイルだと思った。メロディカルだが突き刺すようなサウンドでア
タックしてきた。

■The Press■
10インチのAmpegのアンプを使用。予定より遅れてたのに関わらずバンドのサインを後ろ
にかけてたのでプロモーターが早くしてくれよと呆れてた。曲によってギターシンセで
ハードコア!。このギターシンセが中々前に出せなくて困った。というのはカッティング
して弾いてるからだ。眉毛も頭もツルツルの彼が出してくれ~って顔してたましたが....。
The Wretched Ones■
ドラムは左利きだった。「昔はタフガイしか来なかったのに今は女の子も来てるね。」
缶ビールを片手に歌ってた。天井の方を見上げながら歌ってるのが印象的だった。
「テメー寝てんじゃねーよ!。皆!こいつ寝てるぜ!。」振り向いたらウトウトしてた
奴にでかいスキンヘッドが怒ってた。(2時過ぎだよ、眠いよ。笑)



■Blanks 77■

今回だけの再結成ライブ。Mike Blank(voc)のスクリーミングはBuzzcocksなどを思い出
される。ドラムの傍に座ってる少年はベースの甥。「これはお前らへ!。」と指をフリ
ップしてスタート。「今の曲、最後のパート除いて歌詞を忘れてたよ。」「!」いきなり
バルコニーから誰かがダイブした。フロアで暴れてる群集の頭の上に彼は落ちていった。
(大怪我なくてよかった。)「ちょっとマジな話するぜ....。」始めたとたん、ギターの
女の人が水を飲みながらギターを「ギ~ン」とフィーバック。「おい、止めろよ!俺の話
が聞こえないよ。」と笑いながら突っ込んでいた。マイクを群集に向けるとピラニアのよ
うに集まってきてMarkといっしょに歌ってた。最後にステージハンドがウオターガンで
登場して皆に水をかけてました (ちなみにMarkがgtrを破壊してました。右下)


DJやってた黒人の男の子と駅でいっしょになった。「どこで降りるの?。」「俺、ペンス
テーション。どこ?」「126丁目。」シルクのスーツにボウラーハットをかぶり、唇と鼻に
スパイクピアスをしてる彼はまさにスカだった。ウトウトしてたら「じゃ、また今度。」
キョロキョロしながら、重いレーコドバッグを抱えて無人の駅に消えていった。

★★