2003/08/03

8月3日ライブ Scraps&HeartAttacks/ Kill Your Idols/ H20

ノートを見るとバンドは3つだけである。パンク系だよとチケット
で働いてる子が言っていた。下の階でサウンドやってる人が
Guns n'RosesのAxl RoseがKYIのT-shirtを着てるの見た
ことあるよ。おもしろそうだから後で見に来るよと言っていた。
年期の入った人達が来そうだ。今日は最後のH20だけが
サウンドチェックで後はラインだけだ。先週から壁にsound
absorb foam付けてから壁や床からくる低音が減ったので
モニターのEQ設定が楽だ。時間通りにH20がLoad in。
marshallの4x10のキャビネットや8x10のベースキャビネッ
ト、ギター、ベースがフロアーに山済みにされていく。「サウンドの
人?」「うん、よろしく」「ども、ありがとございーます。」といき
なり変な日本語で答えたので戸惑ってると「日本に何回も
ツアーに行ったことあって、どのクラブ行ってもよかったよ。」
詳しく聞く時間はなかったが、九州、関西、関東、北海道
回ったらしい。「今日はさ、楽だよ。俺たちKYIとバックライン
同じだから。ベースは3バンド同じの使う可能性があるね。」
今日は8時半スタートのドアが7時半なので後3時間弱
ある。「ここのスペース狭いね。うるさく出せる?」とギタリスト
の一人が聞いてきた。「いや、110db以下に収めないとい
けない。」「それっていつも俺たちが通常にライブの30db以
下ということいなるか。」べーシストがギタリストに説明してた。
「もう、少しだけないかな?感じがでないだよね。出さないと
。」そこでまた変な日本語をいれてギタリストにお願いっとされ
た。「いや、僕もそうしたいのはやまやまだけど、ステージボリュ
ームがうるさいとミックスしにくくなるし、ステージ押さえて欲し
いのはモニターに上げるって事でやってみようよ。それでだめ
だったらその時にまた考えよう。」それもそうだと納得してくれた。
ドラマーのドラムが未だ着てないらしくそれ待ちで時間が過ぎ
ていく。サウンドチェックが5時間なのにまだセットアップも終わっ
てないのでちょっと心配になる。やっとドラムが着てセットアップ
開始、仕方ないから本当は終わってからマイキングしていく
のだが終わった順番に始めた。よしっこれでサウンドチェック
ができると思ってドラムをマイキングしてたらなにやら、KYIの
ドラマーがH20のドラマーと一生懸命もう一個のTOMを付け
ようとしててなかなか付かないようである。「テープでとめようか」
これがなかなか終わらなく6時近くになる。SAHAが「俺たち
のサウンドチェックの時間ある?」「いや、ラインだけだよ。」
横で心配そうに見ている。それもやっと終わってサウンドチェッ
を開始。彼らもレベルを考えてくれてボリューム、EQを調整して
はステージから下りて聞いたりしてた。なんとなくギターの音が
薄くかんじる。なんかボリュームがない感じだ。いつもと同じ
マイキングしてるし、両方ともそうなのでPhaseがアウトに
思えないし、とりあえず実際に人が入ったときにどう対処する
か忘れないように覚えてとく。「あまりギターあげない方がい
いよ。直接観客に向いててEar levelにあるから。」納得
して下げてくれた。サウンドチェックはそれで終了した。
その後SAHAの機材をセットアップ。簡単なラインチェックをして
ドアが開く時間よりちょっと遅れたかんじで全てが終了。
今日はSold outらしい。エアコン、Fanを全開にした。
やがてライブが始まった。無事にSAHAが終わった頃には
ほとんど満員になった。ここでセットアップが終われば残りの
2つはシェアーするので楽だ。KYIのドラマーがなぜか問題の
Tomを外してて又それを付けるのにあせっていた。「今日は
入れ替え、これで楽だから時間あるよ。」と話しかけた。
「先週ライブしたやつもこのSanAmpBassDriverDI使ってて
音よかったよ。」「そうなんだ。」とべーシストが喜んでいた。
ここで初めてボーカルの人と会った。「サウンドの人?」「そう
今日よろしくね。」照明でもうみんな汗だくだくだ。
KYIのライブが始まった。かなりの音量だ。Dr,Bass,2Gtr,VXで
始まったとたん客も歓声を上げながら前に押し寄せ始めた。
ドラムのTomとFloorが弱いので上げた。スネアはでかいので
かなり下げた。ドラムのロールを聞くとバランスがいいと思った。
キックもレベル上げた。曲ごとに盛り上がってスキンヘッドキッズが
ステージからダイビング始めた。モニターに蹴りいれらないか心配に
なったが観客の頭で全く見えない。その時ボーカルが髪の毛の
長いよれよれのT-shirtの男を呼んで次の曲を歌い(叫び)
始めた。「おおおっ」いきなりレベルがピークに飛んだので
急いで下げた。「おいおい誰だよ?こいつ」「おおおっ」その
よれよれのロン毛はステージの上を走り回りマイクスタンドを
倒してマイクを手にしたまま観客の中にダイビングした。その時
一瞬コンプに目をやっててロン毛がステージに戻ってきた時
ボーカルがもう1本のマイクを手渡していた。「えっ、なんで?」
ボーカル3チャンの1本からレベルのIndicate Lightが消えていた。
残りの2チャンにはグリーンのライトが飛んでるのに。。
そこのチャンネルのアウトがときどきおかしくなるからチェック
しても問題はなかった。ステージの上を見てもさっきのマイクが
見あたらない。KYIのライブが終わった瞬間ステージに行って
「ボーカルの58どこにいったの?」「さっきのやつがダイブした
時にどっかに落ちたらしいよ。」俺は知らんという顔をしてるので
、ちょっとムカッときたが弁償してもらうので別にいいや。H20は
そのまま同じBacklineなので時間がある。マネージャーに報告
しに行った。経緯を伝えたら「やつらに弁償させるからいいよ。
とりあえずプロモーターに知らせとかないとね。」
いよいよラストのバンドだ。簡単なラインチェクでH20のライブが
始まった。ボーカルの人が出てくると観客がうおおっとざわめいた。
「皆元気か!!」「おおおっ」「いつもはCBGBでやってるけど
今日は昔みたいに40曲ぐらいやるよ」KIYの時もそうだったが
ギターにすごく厚みが出ていてた。ボーカルの人が曲が終わって
また話しだした。「今日はいっぱいShit talkさせてもうらうよ。」
おおおっ。「おれは今33歳でワイフも子供いる。でも、俺の
心は18年前にバンドを始めたときと変わらないぜ。ずっと
Straight edgeやってきたし、これからも変わらないぜ!」
おおおっ「でも確かに以前より責任もった生活してるし、
車の中でもマドンナ、50セント聞くしよ。」おおおっ。
ライブはそういう感じですごいパワーで過ぎていった。
最後の曲では観客が20人ぐらいステージに上がっていっしょに
歌うわで又マイクなくならないようにレベルのライトとステージの
マイクの行方をずっと追った。
58一本なくなったけど