2003/08/24

8月24日ライブ  Revolver MagazineShowcase

この間から58のマイクを2本なくしたので、ガフテープをチィナ
タウンで買った。今日はRevolver Magazine主催のShow
caseでメタル系5バンド出るので、先週のように58がケーブル
から抜けないように一杯巻いてやろう。Atreyuが2時半に
Loadinで、「ドアが5時半って早いなー。」「今日はSold Out
になるみたいだよ。」とBox Officeの女の子が言っていた。
ま、ノートにはAtreyu以外はLine Checkだからいいか。
GFが最初に来た。「Atreyuとキャビネットシェアするから。
で、俺のドラムなんだけどベードラが2つにトムが4つあるからね。
」本当だ多いなー、こんなステージの上にのるのかな?
彼のドラムはフロアーにセットしてAtreyuが来るのを待った。
まもなくして、AtreyuがLoadin。「使いたいやつは俺達の
キャビネット使っていいよ。」バンドの数が多いので客を待たせ
たくないのだ。途中でドッーと帰ってしまう時があるからだ。
リードボーカルが「俺、自分のBeta58Aを使いたいんだけど。」
「いいよ、いいよ、全然いいよ。」ファンがリードボーカル マイク
を盗ろうとするケースが多いからだけど盗っても唾臭いんだよなー、
まっ、それがいいのかも。彼の自前マイクと自前のオレンジ色
のケーブルがテープでグルグルに巻いてあるのを見つけた時、
盗られてたんだなー、人気があるんだなーとなぜか納得。
サウンドチェックも終わって残りのバンド(UOは未だ来てない
)にはLine Checkだからと告げてGFの巨大なドラムセットを
ステージの後ろに置いてドアを開けた。待ってた客がゾロゾロ
流れ込んできた。それにまぎれてUOもLoadinしてきた。
「他の入口はないの?」「ないよ。」「ま、遅れてきたから仕方
ないか。」キースタンドを担いでいる。キーはUOだけだからGF
に使用してる2キックの1つのラインを使おう。7時半過ぎに1つ
めのDDのライブが開始。ボーカルは自分のRoland Digital
 Delayを使いたいと言ってたのでつないであげたけど、
そのEffectorのLevelが小さいせいか、よく聞こえない。
結構メロディーのあるギターとパワーのあるボーカルで、そんなに
メタルしてない。終わってすぐにセットチェンジのためにステージ
に。機材が山のようにバックステージに積んであって足場がない。
皆がいろいろリクエストしてくる。「ドラマーにボーカルマイクが
いるよ。」「キーボードはあっちでDIお願いね。」「リードは
フロントモニターだけでいいよ。」「次にやるDHのドラム使うよ
。」見るとドラムにマイクがくっついている。キックにはShure
 Beta52が、トムにはEV N/D308Aが使用。これを今つない
どけば次のDHの時、楽だから使っちゃお。モニターがステージ
のそばの客に押さたりしてバラバラに向いていた。ケーブルが
アンプのしたになってるの直したりで大変。全部マイキング
して最後にキーをつないだ。「じゃー、ボードの所にもどって
Line Checkするよ。」「オッケー!。」あまりに急いでたので
LCの時、違うドラムマイクだということは、すっかり忘れていた。
UOはMTV2に出たらしく、ファンが騒いでいた。キーとギターが
うなる中、リードが叫んだ。あまりにも、飛んでたのでPadで
ゲインを落とした。ドラマーは普通に歌っていた。Cureっぽい
メタル?ファンの女の子たちが歌詞を覚えてていっしょに歌って
いる。マイクを渡して客に歌わせてたりして、テープ巻いといて
よかったよ。次のDHはエンジニアを連れてきたので、耳を休ま
せよう。「UOでマイク使わせてもらったよ。」「うん、知ってる。」
簡単にボードの説明してDHのライブが始まった。これはもっと
ストレートなパンクだ。ちょうど半ばに来たとき、ボーカルの彼女
がバースデーケーキも持って現れた。「おおっ。」テンションの高
い彼は気づかないで叫んでいる。。「おおっ---!?。」ようやく
気づいて彼女に礼を言ったが、 そのケーキーをどうしていいか
わからなく、ちょっとかじって残りは客に渡した。ピラニァのように
皆、ケーキーに飛びついた。ステージの上は汚れてないかな?
不安がよぎった。終わってステージに行くと「わっ!。」ケーキー
の破片が飛び散っていた。ケーブルにもステージのカーペットの
あちこちにベットリと。次にやるGFダブルベードラなんだよな、
セットアップに時間がかかるのに参ったな。いいや、客は待たせ
とこう、あせっても仕方ないし。タオルでケーブルをきれいにして、
カーペットも足がすべらないよう拭いた。満員でエアコンが効か
なく汗とケーキのクリームで手が黒くなってしまった。ベードラには
D112,RE20を使用。ちょっとどんな感じになるか興味がある。
GFのライブが始まった。D112の方のベードラが完璧に死んで
いた。接続?まっ、未だRE20があるからいいか。でもそのRE20
もどうも音が悪く、いつもない低音フィーバックがあって、PHASE
チェックしても変わらない。取りあえずFilterでカットしてゲートを
使った。このコンプ、ボーカルではいい感じなのに、キックには
あまり適してない感じがした。終わってステージに行ってD112
をチェック。なんとケーキのクリームのせいでドラムの振動で中に
落ちてた。最後のAtreyuはビジュアル系メタルで皆、黒で決め
、Eye Shadowをしていた。ファンがドッと前の方に押し寄せる。
リードが自前のマイクでよかった。こういうのってゴシックメタル?
ということで今回はケーキにまみれた1日でした。

2003/08/20

8月20日ライブ Go Kart Records Showcase

今日のノートを見ると始めのLoad inが4時でVan Stoneと
バンドは4時入りだと言われたので30分前に入った。最近、
メインスペースのSound Proofのために壁にSound Absorb
 Panelが付けられて低音がかなりなくなったが、やはり高音も
取られるので壁に近いFOHのスピーカーの音がパサパサに
なっている。今日天井を見たら、そこにもパネルが付けられて
いた。ノートをやっと、もらって今日のスケジュールを見るとGo 
Kart RecordsのShowcaseがメインスペースと下のTap Bar
であるみたいでメインには5バンド入っていた。見るかぎり皆
よく似たセットアップなのでマイクをスタンドにセットして待機。
T1が未だダウンしててオンラインのチケットセールがないみたい
でチケットで働いてる女の子は本を読んでた。「昨日もGo
 Kartのshowcaseがあったんだって。」昨日は人が入ったが
今日はチケットのセールがかんばしくないらしい。6時になって
もどのバンドも来ない。ドラムマイクをカットしようかなとも思った
けどドラムのミックスに最近はまってるのでやめた。6時頃やっと
レーベルの人が来た。「今日は全員にギアをシェアさせるよ。
それで2つバンド来れなくなったから下のTap Barのバンド3つ、
ここにあげて、やりたいんだけど。」もし、そうすると合計6つに
なって実際のラインアップより1つ多くなるのでマネージャーを
呼んで検討した結果1バンド、10分づつカットすることでやる
ことになった。「後30分でドア開けるから予定のサウンドチェック
はできないよ。」「わかった、わかった。ラインチェックもいいよ。」と
すごいことを言う。それもおもしろいかもと思ったが時間があれば
やろう。「君たちはGuff?」「いや、違うよ。名前ないんだ、グレッグ
にやってくれとさっき頼まれて、人の機材使うの気がひけるんだ
けどさ。」飛び入りかよ、でも予定に終われそうだし、グレッグが
そうしたいなら仕方がない。「じゃードア開けるよ」マイキングが
終わってすぐ開けることになった。人が入ってくる中、ドラマーが
ちょっとたたいてたのでヘッドホーンで聞きながらコンプとゲートの
調整をした。とりあえずボーカルも聞こえてるようだから何とかなる
だろう。8時半スタートなのに8時15分ごろバンドが出てきて手を
振ってるので、「えっ?未だ早いのに。」グレッグがせかしたのかも
。CDの音を下げて照明を上げた。何か中途半端な始まりだな
ー.....。そしてライブが始まった。DR,B,GTR,VXで普通のロックだ。
1曲目でミックスを整えようとドラムのCHをいじり始めたとき、
スコーンとバランスが崩れる感触を空間に感じた。まさか!
マスターの左側からライトが完全に消えている。まじかよ!
FOH Left Spkrから、音が出てない。ボーカルがモニターをもっと
上げてくれとサインを出している。ハウス全体のボリュームが落ちた
のがわかるのだ。以前、時々こういう問題があったので早くクラブが
直してくれればと思っていたが自分のシフトにこういうことになると
嫌なものだ。Left Master Faderをmuteしてケーブルを抜き、
Sub Group Outに差して全チャンネルのLeftをそこに送りLeft 
Master Faderを上げた。左側の空っぽだった空間がもとに戻った。
バランス的に違和感があるが問題ないだろう。全体的に皆サウンド
が似てたが4番目のCougarsとラストにやったTMAはちょっと違って
おもしろかった。Cougarsの編成はDr,Bs,2xGtr,Tpt,Sax,Key,
Vxだった。「俺たち、うるさいから自分のホーンをモニターに一杯
くれ。」キーはアンプを持って来ててステージの上で充分聞こえそう
なのでフロントモニターにはホーンとボカールだけ送ろう。ライブが
始まった。UPS Capをかぶったボーカルが出てきた。「今日は時間
が押してて20分しかできないけど暴れるよ、その分。」すごいパワ
ーだ、The Birthday Partyを思い出さすような力強いドラムとホー
ン、それにダークなトーンで話しかける歌いかたはまさにそうだ。
ホーンとキーをミックスのどのあたりに入れるかがポイントだと思った
。キーはDI Boxを使用してたのではっきり聞こえるのでギターの上
にちょっとのせた感じにしてその上にホーンをのせた。TMAは今日
やってるバンドと同じセットアップだが格好が受けた。ボーカルが
SMマスクをつけたブッチャーって感じでむき出しになった上半身裸
は毛で覆われていた。ステージの上で巨体が爆音とともにうねって
いた。「おおおっ!」フロアーではライブを終えたバンドの人達が踊って
いる。ボーカルとサイドボーカルがステージの上をマイクを持ったまま
行き来するで、ちょっと不安が高まる。この間もボーカルがステージの
上にマイクを置いた瞬間客が手を伸ばして盗っていったので、2本の
マイクをずっと目で追った。客のあ頭で見えなくなったりして不安だ。
絶対今度からガフテープでケーブルから取れないように巻こう。
無事に最後までマイクはなくならなかった。

2003/08/10

8月10日ライブ GillManterasParty/TheJJParadise/VanStone

今日のノートを見ると始めのLoad inが4時でVan Stoneと
あって横にBuzzkill&Ghost Worldとあった。Buzzkillは昔
MTVでやっていて今のJackassみたいなことをやっていたらしい。
GWは映画で出演したらしい。GWはおもしろいから見るべきと
友達に言われた。今日は9時スタートでドアが8時。3つとも
サウンドチェックがある。VSは5時になっても来なくJJが5時半に
Loadin。VSを知ってるらしく携帯で連絡取ってもらったら4時
入りと聞いてなかったらしい。6時過ぎても現れる様子がない
のでJJのサウンドチェックを先にやることにした。終わったらアンプ
は壁沿いに置いてドラムはステージの後ろの壁に寄せることに。
以前置き順を間違えて面倒くさいことになったので今回は注意
を払った。Gilはキーとギターの2人だけなのでスペースに余裕が
あった。JJのベーシストがDIよりマイクがいいと言ったのでキックに
使用してたD112を使うことにして、キックにRE20を使用。
マイキングが終わってすぐにサウンドチェックに。ボーカルがいつも
より4-5kあたりでモニタ-とフィーバックしている。あまり切ると
音がパサパサの乾いた感じになるので少し切ってライブ中、
人が入ったときに大丈夫になるときがあるので様子を見ることに
した。VSが6時半頃にLoadin。リーダーのDave Sheridanは
テレビで見たことあるような、ないような顔をしてた。「サウンド
マン?よろしく。」声がすごく枯れていて帽子を深く被っていた。
VSはCalifoniaからツアーで回っていた。VSはVoxがJJと比べて
1本少ない2本で後はDr,Bs,2xGtrで同じだ。皆、すごくいい
人たちで丁寧だ。ベーシストはIrish Barで働いてるバーテンダー
のちょっと太ったおじさんみたいな人でコードがアンプの下になら
ないようにすごく気を付けてくれたり、他のバンドのアンプまでいっ
しょに動かすの手伝ってくれた。サウンドチェックでやっぱりボーカ
ルにハイエンドのフィーバックの問題あったがこれも様子を見る
ことに。ちょっと時間が押してて、すでに8時前。Gilのセット
アップはシンプルで3xDIはキーの人に(Beat Bx,2xKey,Voco
der。サブミックスを使っている。)ギターの人はmp3に1XDI。
二人とも神経質になってるか、時間が押してるせいなのか、
あわてていた。「なんかmp3がdistortしてるんだけど。。」
「それってもともとそういう感じじゃないの?」こういう感じのサン
プルよく最近ある。「いいや。コードかな?まっ、でもいいや。
どうせ1曲だけだから。」ちょっとヤケになっていた。取りあえず
時間がないので他の曲でサウンドチェックをした。やっぱり
CountryManの電池かな?passiveは全部使用したので下
にあるステージから借りないといけない。取りあえずドアを開け
ないといけないので開けてからPassiveに交換。「大丈夫かな
?」「いや大丈夫だよ。」ちょっと不安。この時点で8時半を
過ぎていたので30分遅く始まった。「後5分でステージに。」
とグリーンルームに呼びに行ったら、Gilの2人組はすごいコスチ
ュームに着替えてた。「オッケー!」神経質そうなギターの目が
ゴーグルの奥から光っていた。キーの人もうなずいた。彼らの格
好を説明したい。2人ともピカピカとライトが点滅するゴーグルを
付け、ギターの人はマイケルジャクソンのスリラーのジャケットに
グリーンとブラックのチェックのタイトなスパンデックスにゴワ
ゴワのスニーカーをはいていた。キーは70年代のCaliforniaの
サーファーみたいな人で金髪野郎でチョビ髭も金髪野郎で
ピンクのスウェードのジャケットにタイトなグリーンのスパンデッ
クスをはいていた。ライブが始まった。シンセベースとピコピコサウ
ンドに合わしてクネクネと腰を振って踊り始めた。観客が湧いた。
「バーバラス トライザントで悪かったな!」と観客につっこんで
いた。彼はラメでキラキラ光るヘッドバンドをしていた。まるで
日本の漫才みたいなのりだ。観客がのりGilものり、キーの人が
ジャケットを脱いで異常にふくらんでるアソコをキーにこすり始め
た。しまいにはパンツ一枚になって踊りだした。ギターの
人は唾をたらしながらビール瓶を股間にこすり始めた。
またまた湧く。ギターの人がフロアーに下りて、そしてキーの
人もその後を追って下り、2人で踊り始めた。腰をクネクネクネと。
その後ステージにもどったキーの人はスネ毛に火をつけた。
「おまえのトリックは臭いよ!」とにかくこういう感じでライブが
進んだ。マイクにビールがかかったりしないかヒヤヒヤした。
JJのライブはドラマーがドラムモニターが壊れてて何も聞こえない
とクレームを除いて順調にいった。そんなわけはないと思って
Talk micでモニターに声を流してみると「おお聞こえた。」
要するにモニターに送ってるキックとかが聞こえないみたいで、でも
レベルが赤に飛んでたのでそれ以上はあげられなかった。
いよいよラストのVs,どういうのかな?出た!!って感じでSpiral
Tapを思い出させるようなロン毛のかつらを全員かぶって登場。
リーダー兼ボーカルのDaveが右腕を上下に2回振りながら「俺
がこうしたら演奏を止めろよな。」メンバー、オッケーとうなずいて
演奏始めた。もう予想通りのボケで腕をブンブンと振ってるのに
皆、無視して演奏を続けてる。「なんでやねん!」と突っ込む。
本当に漫才みたいなノリで笑ってしまった。客も大喜び。
それで上身裸でレザージャケットを着てる、サングラスをかけ、
髪をBilly Idolみたいにたてたゲイのロシア人役のマネージャーが
板を持って登場。それをDaveが空手のマネをして割っていく。
ギターの人とのボケとツッコミがおもしろかった。「あそこにいるの
お前の元彼女じゃない?」「ベッキー見に来てくれてんだ。ちょ
っと待てよ、その横にいる男は誰だよ!!」と客に向かって
ギターの人がツッコム。客もそれに対して答える。「お前ー
俺の女となにやってんだよ!」「ちょっと待て待て」とリーダー。
「何?」「あいつジョージだよ。」「ジョージ!お前俺の女と何
やってんだよ?ちょっと待てよ、なんでアイツの名前知ってんだ
よ?」「親友なんだ。」どっと湧いた。その後ギターの人が変な
バラードをベッキーに演奏したり、ゲイのロシア人マネージャー
が皆の汗をタオルで拭いたり、ビールを飲ませてあげたり、
最後にDaveのジーンズがお尻のあたりで偶然、破れたとき
ギターの人がビリッと全部破ってしまって、フルチンで踊り
だすという大変なエンディングになった。サウンドチェックの時
の4.5kはやっぱりフィーバックしてて、人が入ってると消える
ときがあるが、どうしても動いたりマイクを振り回すぶんモニター
のHFの領域に入ってしまって下げるしかなかった。ライブの後
皆、普通のおとなしい人にもどって機材を片付けてたのが
印象深かった。

2003/08/03

8月3日ライブ Scraps&HeartAttacks/ Kill Your Idols/ H20

ノートを見るとバンドは3つだけである。パンク系だよとチケット
で働いてる子が言っていた。下の階でサウンドやってる人が
Guns n'RosesのAxl RoseがKYIのT-shirtを着てるの見た
ことあるよ。おもしろそうだから後で見に来るよと言っていた。
年期の入った人達が来そうだ。今日は最後のH20だけが
サウンドチェックで後はラインだけだ。先週から壁にsound
absorb foam付けてから壁や床からくる低音が減ったので
モニターのEQ設定が楽だ。時間通りにH20がLoad in。
marshallの4x10のキャビネットや8x10のベースキャビネッ
ト、ギター、ベースがフロアーに山済みにされていく。「サウンドの
人?」「うん、よろしく」「ども、ありがとございーます。」といき
なり変な日本語で答えたので戸惑ってると「日本に何回も
ツアーに行ったことあって、どのクラブ行ってもよかったよ。」
詳しく聞く時間はなかったが、九州、関西、関東、北海道
回ったらしい。「今日はさ、楽だよ。俺たちKYIとバックライン
同じだから。ベースは3バンド同じの使う可能性があるね。」
今日は8時半スタートのドアが7時半なので後3時間弱
ある。「ここのスペース狭いね。うるさく出せる?」とギタリスト
の一人が聞いてきた。「いや、110db以下に収めないとい
けない。」「それっていつも俺たちが通常にライブの30db以
下ということいなるか。」べーシストがギタリストに説明してた。
「もう、少しだけないかな?感じがでないだよね。出さないと
。」そこでまた変な日本語をいれてギタリストにお願いっとされ
た。「いや、僕もそうしたいのはやまやまだけど、ステージボリュ
ームがうるさいとミックスしにくくなるし、ステージ押さえて欲し
いのはモニターに上げるって事でやってみようよ。それでだめ
だったらその時にまた考えよう。」それもそうだと納得してくれた。
ドラマーのドラムが未だ着てないらしくそれ待ちで時間が過ぎ
ていく。サウンドチェックが5時間なのにまだセットアップも終わっ
てないのでちょっと心配になる。やっとドラムが着てセットアップ
開始、仕方ないから本当は終わってからマイキングしていく
のだが終わった順番に始めた。よしっこれでサウンドチェック
ができると思ってドラムをマイキングしてたらなにやら、KYIの
ドラマーがH20のドラマーと一生懸命もう一個のTOMを付け
ようとしててなかなか付かないようである。「テープでとめようか」
これがなかなか終わらなく6時近くになる。SAHAが「俺たち
のサウンドチェックの時間ある?」「いや、ラインだけだよ。」
横で心配そうに見ている。それもやっと終わってサウンドチェッ
を開始。彼らもレベルを考えてくれてボリューム、EQを調整して
はステージから下りて聞いたりしてた。なんとなくギターの音が
薄くかんじる。なんかボリュームがない感じだ。いつもと同じ
マイキングしてるし、両方ともそうなのでPhaseがアウトに
思えないし、とりあえず実際に人が入ったときにどう対処する
か忘れないように覚えてとく。「あまりギターあげない方がい
いよ。直接観客に向いててEar levelにあるから。」納得
して下げてくれた。サウンドチェックはそれで終了した。
その後SAHAの機材をセットアップ。簡単なラインチェックをして
ドアが開く時間よりちょっと遅れたかんじで全てが終了。
今日はSold outらしい。エアコン、Fanを全開にした。
やがてライブが始まった。無事にSAHAが終わった頃には
ほとんど満員になった。ここでセットアップが終われば残りの
2つはシェアーするので楽だ。KYIのドラマーがなぜか問題の
Tomを外してて又それを付けるのにあせっていた。「今日は
入れ替え、これで楽だから時間あるよ。」と話しかけた。
「先週ライブしたやつもこのSanAmpBassDriverDI使ってて
音よかったよ。」「そうなんだ。」とべーシストが喜んでいた。
ここで初めてボーカルの人と会った。「サウンドの人?」「そう
今日よろしくね。」照明でもうみんな汗だくだくだ。
KYIのライブが始まった。かなりの音量だ。Dr,Bass,2Gtr,VXで
始まったとたん客も歓声を上げながら前に押し寄せ始めた。
ドラムのTomとFloorが弱いので上げた。スネアはでかいので
かなり下げた。ドラムのロールを聞くとバランスがいいと思った。
キックもレベル上げた。曲ごとに盛り上がってスキンヘッドキッズが
ステージからダイビング始めた。モニターに蹴りいれらないか心配に
なったが観客の頭で全く見えない。その時ボーカルが髪の毛の
長いよれよれのT-shirtの男を呼んで次の曲を歌い(叫び)
始めた。「おおおっ」いきなりレベルがピークに飛んだので
急いで下げた。「おいおい誰だよ?こいつ」「おおおっ」その
よれよれのロン毛はステージの上を走り回りマイクスタンドを
倒してマイクを手にしたまま観客の中にダイビングした。その時
一瞬コンプに目をやっててロン毛がステージに戻ってきた時
ボーカルがもう1本のマイクを手渡していた。「えっ、なんで?」
ボーカル3チャンの1本からレベルのIndicate Lightが消えていた。
残りの2チャンにはグリーンのライトが飛んでるのに。。
そこのチャンネルのアウトがときどきおかしくなるからチェック
しても問題はなかった。ステージの上を見てもさっきのマイクが
見あたらない。KYIのライブが終わった瞬間ステージに行って
「ボーカルの58どこにいったの?」「さっきのやつがダイブした
時にどっかに落ちたらしいよ。」俺は知らんという顔をしてるので
、ちょっとムカッときたが弁償してもらうので別にいいや。H20は
そのまま同じBacklineなので時間がある。マネージャーに報告
しに行った。経緯を伝えたら「やつらに弁償させるからいいよ。
とりあえずプロモーターに知らせとかないとね。」
いよいよラストのバンドだ。簡単なラインチェクでH20のライブが
始まった。ボーカルの人が出てくると観客がうおおっとざわめいた。
「皆元気か!!」「おおおっ」「いつもはCBGBでやってるけど
今日は昔みたいに40曲ぐらいやるよ」KIYの時もそうだったが
ギターにすごく厚みが出ていてた。ボーカルの人が曲が終わって
また話しだした。「今日はいっぱいShit talkさせてもうらうよ。」
おおおっ。「おれは今33歳でワイフも子供いる。でも、俺の
心は18年前にバンドを始めたときと変わらないぜ。ずっと
Straight edgeやってきたし、これからも変わらないぜ!」
おおおっ「でも確かに以前より責任もった生活してるし、
車の中でもマドンナ、50セント聞くしよ。」おおおっ。
ライブはそういう感じですごいパワーで過ぎていった。
最後の曲では観客が20人ぐらいステージに上がっていっしょに
歌うわで又マイクなくならないようにレベルのライトとステージの
マイクの行方をずっと追った。
58一本なくなったけど